健康とか食事とか

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脂肪酸の分類を知る

脂肪酸、脂、油と聞くと太る元、なんて考えてしまいそうですけど、それは炭水化物、糖質を食べている前提での考え方のようです。

 

最近脂をきちんと摂りなさい、という情報をよく目にします。でも、これも危険な部分があるようで、典型例はトランス脂肪酸。これを摂ってしまうと、もう害しかないみたいな感じです。

 

ではどんな脂を摂ればいいの?ということになってきますが、そのためには脂、脂肪酸にはどのようなものがあるのか、という全体像から確認していくのがいいと思います。一言でバランス良く、というのは簡単ですが、例えば、脂に種類があることさえ知らなければバランスも何もないですからね。

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ということで、脂の分類を下記の記事から。

オイルと脂肪酸の種類| n3オイルとn6オイル必須脂肪酸を多く含む健康油 通販・販売

悪玉、善玉という話が入っていて、記事の内容的にはどこまで信じていいかわかりませんが、分類表としては見やすかったので。

 

基礎インスリン分泌が意味すること

基礎インスリン分泌とは、体内に糖質を入れなくても、食事で糖質を摂らなくてもいつも体内にて分泌されているインスリンのことです。つまりインスリンというのは糖質を体内に入れたときだけではなく、通常時も体内では一定量が分泌され続けているということです。

 

そしてすい臓が疲れてしまうと、1型糖尿病のような状態になってしまうと、すい臓から一切のインスリンが分泌されないという状況になります。その結果血糖値が全くコントロールできなくなってしまうということです。

 

ではこの基礎インスリン分泌がされているということはどういうことを意味しているのでしょうか。それは食事から糖質を摂らなくても体内ではブドウ糖が生成されている、ということではないでしょうか。つまり、人間の体には体内でブドウ糖を生成する機能が予め備わっていて、生成されたブドウ糖が血糖値を上げすぎないようにバランスが取れるよう基礎インスリンが分泌されているということではないでしょうか。

 

しかし、そこに経口摂取のブドウ糖を入れると、事態は異なってくるようです。圧倒的な糖質がいきなり血液内にあふれ出すために、緊急事態のようにインスリンを出しまくらなくてはならなくなるわけです。細胞の方も最初はなんとかインスリンによって送り込まれた糖質を中性脂肪として蓄積できていても、それが日々何回も続けられると、耐えられなくなってきますね。

 

もともとインスリンによって中性脂肪に蓄積するというのは緊急時、要は食料がなくなってしまったときに備えてのことなのです。なので常に中性脂肪を蓄え続けるというのはちょっと変な事態だということです。

 

現代人の糖質摂取量は1万年前の10万倍?!

toyokeizai.net

1万年前の人類が摂っていた糖質は、1年間でわずか小さじ22杯だったそうです。それがなんと、今では1年間で約63キロ、小さじ約21万杯にも上ります。

 

強烈ですね。。10万倍って。。それはいろいろな病気になってしまいますよね、と思ってしまいます。

 

糖質中心の食生活になる以前、私たちの先祖は糖質をエネルギーに変える「シュガーバーニング」の代わりに、脂質中心の「ファットバーニング」という代謝システムで日々の生活を送っていました。まだ食料の少なかった当時、そのほうが安定したエネルギーを確保し、活動し続けることができたからです。

 

ファットバーニングですね。食料が豊富にあることはうれしいことです。でもだからといって栄養について何も考えずに、脳がおいしいと思うものを毎日、何も考えずに食べるということは自らを滅ぼすことになりかねないということですね・・・

 

ただし、あまりに身の回りに簡単に糖質(炭水化物や甘いもの)を手に入れられる環境があるため、なかなかシュガーバーニングからファットバーニングに切り替えることが難しいのかもしれません。

 

常識を疑うということも難しい理由の一つであるでしょう。炭水化物:たんぱく質:脂質=6:2:2。この科学的根拠がない割合をなぜか守ろうとしたり・・・脳はブドウ糖を経口摂取しないと動かないと思い込んでしまったり・・・

 

ただ、理解している人はやっていますね。

 

 

朝食にポテトチップス・・・

blog.seesaa.jp

こ、これは過激。そもそもポテトチップス自体どうなの的な話だし、朝からそんなものを食べたら、胃にも負担になるのでは的なお話とかとか。

 

でも湖池屋の朝食に参入したいという戦略は、最近の朝食ブームとかを踏まえてのことなのかな。。それにしても最近の朝食ブームって健康になろうよ、的なブームのような気がしますから、ポテトチップのフレーバーをトースト味にしたり牛乳味にしたところで、厳しいような気はします。むしろその味、フレーバーを出すためにどんな物質を使ってるんだろう・・・なんて考えるとちょっと怖くなりますからね。。

 

誰かに、朝食にトーストを食べるようになったのは、エジソンがオーブントースターを売るために刷り込みの宣伝を行ったからだ、なんて話を聞きました。朝食食べないと不健康になるとか、頭が働かないだとかいろいろ言われていますが、あまり杓子定規に鵜呑みにするのではなく、なぜ食事をするのか、ということを考えていくほうが、個人個人に合った食生活を確立できると思います。

食事についての再考

食事について再考してみたいと思います。別に人類としての食事とか日本国民の食事といった大それたことではなく、自分個人としての食事です。

 

どうして食事を取るのか。最近そういったことを考えるようになりました。

 

お腹がすくから。

栄養を取るため。

体を動かすため。

グルメだから。

1日3食って決まっているから。

小さい頃からの習慣。

 

いくつか考えてみました。昔はほとんどの時、「お腹がすくから」食事をしていたような気がします。

 

これって要は脳からの指令なんだと思います。

お腹がすいたぞ、食事をしろ!そういう指令が脳から飛んできていたのではないかと思います。

 

でも最近は食事の目的が

栄養を摂ること。

体が不足しているものを摂ること。

にシフトしていると感じています。

 

毎朝筋トレをするのですが、その後にすぐにたんぱく質補給をするために生卵を3個ほど流し込みます。これはあくまで筋トレ後のたんぱく質補給のためなので、筋トレをしない場合は何も食べません。

 

日中は水分しか摂りません。炭酸水です。もちろん日中学生時代のような激しい運動をしていたら、話は別ですが、今はそういった動きはしないので、水分補給だけで十分だと感じています。

 

そして夜はたんぱく質と脂質を中心とした食事。ミネラルも摂れるようにしたいと思って、野菜を食べたりするめいかやエビを食べたりもしています。味というよりは栄養を摂るためには何を食べればいいのか、というのが先にあり、その後どういった料理をすれば、その栄養分をおいしく食べれるんだろう、そんな発想です。

 

最悪期の食事は正反対でした。おいしいものはないか。とにかくたくさん食べたい。こういった想いばかりが先走っていました。後は経済的に許せばどんどん食べる、そして飲む、といった感じです。

 

今の栄養中心の発想に変えてから、食事を変えてからは、量を求めることがなくなったというよりは、できなくなりました。理由はちょっとわかりませんが、以前のようにお米を2合も3合もペロッと食べるような食事の量ではなくなってきたのです。これも考え方や食事を変えたことによるのではないかと思っています。

 

というのも、これまでは体に不必要なものばかりを食べていたので、どんなに食べても体としては、満足せずに、もっと食べろ!という指令を出していたのではないかと思うのです。そしてさらに食べるも、必要な栄養は体内に入ってこず、さらに食べろ!という指令が飛ぶという負のスパイラルです。

 

しかし、今は体に必要なものが入ってきているので、変にそれ以上のものを体内に入れて、消化にパワーを割かれたくない、そんなメッセージを体が発しているのではないかと思うのです。

 

今の時代、おいしいと感じるものを手に入れるコスト(お金と手間)が格段に下がってきているのではないかと思います。しかし、それは逆に、体が本当においしいと感じる=体の栄養分となる食べ物を手に入れるという考えを見えずらくしているとも言えると思います。

 

人それぞれの考え方があるでしょう。

体がボロボロになったとしても、”美食”の道を選ぶ人もいるでしょう。それは立派な生き方だと思います。

 

残念なのは、そういった明確な意思を持っている人がわずかで、知らず知らずのうちに”おいしい”と感じるものばかりを求めてしまい、気づいたときには、もしくは気づかないうちに体を壊してしまっているケースが多々あるのではないか、ということです。

 

情報はかなり取りやすくなりました。それだけに、どの情報が必要なのか、ということを見極めることが重要になってきていると思います。AIに関する研究が進みますが、ちょっと不安ではありますね。情報操作もどんどんされる、もしくは偏った情報ばかりが入ってくるようになってしまわないように気をつけたいと思っています。

ダイエットのリバウンドというおかしなもの

ダイエットしたけど、リバウンドしちゃった。リバウンドしにくいダイエット法。

 

よく聞く台詞や単語かもしれませんが、なんだかおかしな内容だなと感じています。ダイエットというのがあたかも、期間限定で行われるのが前提になっているからです。

 

でもよく考えてみると、期間限定で行った後に、その前の食事内容に戻したらまた元に戻るのって当たり前のような気がします。

 

筋トレして筋肉つけたけど、筋トレやめたから筋肉落ちた。これ普通ですよね。

でもダイエットでは、これをリバウンドしちゃった。このダイエット法いけてなーいってなってないでしょうか??

 

そもそもダイエットは期間限定などではないはずです。ダイエットって現代日本では最早痩せることと同義になっていますが、元々は食事療法って意味です。要は自分が食べるものをしっかりと考えて、体にいいものを食べるということです。

 

療法って言われると、特殊なことであり、習慣にするものではない、と感じるのかもしれません。しかし、食事というのは毎日行うものです。そして体はその毎日行われている食事を原材料に作られています。だから、その食事を変えたら体が変わるのは当たり前というか、変わらないと体の消化、吸収機能の何かがおかしいということになります。

 

つまり食事療法は決して特殊な、短期間だけ行うことではなく、毎日の習慣だということです。だからダイエットをしようと考えたのであれば、ある一定期間だけ甘いものとか食べたいものを我慢するということではなく、根底から自分が食べるものを考え直して、自分が目指す体の状態を得る、ということなんです。そしてそれをキープするためには同じ食事療法を継続する必要があるということなんです。

 

一度目的が達成されたら、その時点で緩んでしまい、甘いものやお菓子を食べてしまったら、元に戻るのは当然、自然なことなんです。だからリバウンドしやすいダイエット方法とかは存在しておらず、リバウンドさせているのは自分自身でしかないということです。

 

 

5大栄養素か4大栄養素か

3大栄養素という言葉を聞いたことがあるかと思います。

3大栄養素とは、、、炭水化物、たんぱく質、脂質。

 

そしてそれらにビタミンとミネラルも加えて5大栄養素と呼ぶことがあるそうです。人間が生きていく上で欠かせない栄養素、ということで5大栄養素ということです。

 

ただ、本当に必要な栄養素としては4大栄養素でいいのではないかという仮説を持っています。もちろん外れる一つは炭水化物、つまり糖質です。

 

どうして世の中でどうしても糖質を摂れ、という主張があるのか。もう少し注意深く観察していく必要があります。

 

糖質からしかとれない栄養素はないはずなのです。エネルギーは必要な分は体内の糖新生で作り出すことができます。そのための材料としてたんぱく質を摂ることは必要です。また、もっと効率のいいエネルギーとしてケトン体を脂質から作り出すことができます。その切り替えができるかどうか、というのは食事にかかっています。

 

玄米からも様々な栄養素が摂れますが、玄米でないと摂れない栄養素はどれくらいあってそれがないと人間は死んでしまうのか。そこは注意深く見ていきたいところです。

 

個人的には4大栄養素でいいと思っています。そしてたんぱく質と脂質以外の2つの栄養素、ビタミンとミネラルについてもっと調べていきたいと思っています。

 

なぜかバランスの取れた栄養素の比率になっているのが、

炭水化物:脂質:たんぱく質=60%:20%:10%

といったもの。科学的な根拠はなく、制定当時の国民の食事の平均値と取っただけ、と言われています。どうしてその数字が今でも使われるのか。なかなか理解しがたいところではありますね。