医師の共感力
大事ですよね。医師に限らずどんな仕事でも。
イェール、ハーバード、コロンビア…なぜ名門大学の医学部は「ダンス」「絵画鑑賞」を必修科目にしているのか?
忙しくて、相手との知識レベルの差が激しくて、多くの例を知っているから結論どうなるかがわかっているから、などいろいろな理由があるんでしょう。でもそこをおろそかにしたら、いやいつも最高レベルの共感力を発揮しなくてはいけないとは言いません。
でも何回かに1回くらいはそういった気持ちを持つことで、新しい発見や見落としが減るのではないかと思うのです。医師の本当の役割は薬を処方することでも、マニュアル通りに診断をすることでも、お金儲けをすることでもないはずです。患者の話と社会的な背景、これまでに得た知識と経験を使いながら病気の根本原因を把握し、ベストな解決方法を患者(顧客と言い換えてもいい?)に提示をすることではないでしょうか。
処方ありきの診察ではなく、原因究明方の診察がもっと増えるといいなと思います。継続的に処方し続けるのは、儲かるでしょうけどね。