5大栄養素か4大栄養素か
3大栄養素という言葉を聞いたことがあるかと思います。
3大栄養素とは、、、炭水化物、たんぱく質、脂質。
そしてそれらにビタミンとミネラルも加えて5大栄養素と呼ぶことがあるそうです。人間が生きていく上で欠かせない栄養素、ということで5大栄養素ということです。
ただ、本当に必要な栄養素としては4大栄養素でいいのではないかという仮説を持っています。もちろん外れる一つは炭水化物、つまり糖質です。
どうして世の中でどうしても糖質を摂れ、という主張があるのか。もう少し注意深く観察していく必要があります。
糖質からしかとれない栄養素はないはずなのです。エネルギーは必要な分は体内の糖新生で作り出すことができます。そのための材料としてたんぱく質を摂ることは必要です。また、もっと効率のいいエネルギーとしてケトン体を脂質から作り出すことができます。その切り替えができるかどうか、というのは食事にかかっています。
玄米からも様々な栄養素が摂れますが、玄米でないと摂れない栄養素はどれくらいあってそれがないと人間は死んでしまうのか。そこは注意深く見ていきたいところです。
個人的には4大栄養素でいいと思っています。そしてたんぱく質と脂質以外の2つの栄養素、ビタミンとミネラルについてもっと調べていきたいと思っています。
なぜかバランスの取れた栄養素の比率になっているのが、
炭水化物:脂質:たんぱく質=60%:20%:10%
といったもの。科学的な根拠はなく、制定当時の国民の食事の平均値と取っただけ、と言われています。どうしてその数字が今でも使われるのか。なかなか理解しがたいところではありますね。